2017.12.24

大塚 嘉一

香田洋二「北朝鮮がアメリカと戦争する日」を読む

1.日本が、今、建国以来最大の国難に見舞われていることを、地理的、歴史的状況から明らかにする。そのうえで、日本は、被害者意識にとらわれるのではなく、世界平和のためにどう積極的に関わっていくか、という自覚・覚悟が必要であることを説く。

2.著者は、元自衛艦隊司令官。理想を胸に秘めた現実主義者とはどういう者であるかを分からせてくれる。

3.全国民必読の一冊。

北朝鮮問題を扱う類書、例えば薮中三十二、佐藤優「核と戦争のリスク」は、対話が大事、ということ以上に具体的に議論を展開できない。やはり、この問題は、外務省には任せておけないなあ。