著作紹介

当事務所の弁護士が執筆した書籍をご紹介いたします。

「仮処分を活用した反社会的勢力対応の実務と書式」

「仮処分を活用した反社会的勢力対応の実務と書式」  不当要求行為への実践対策

  • 大塚嘉一 共著(埼玉弁護士会民事介入暴力対策委員会 編・民事法研究会)
  • 平成24(2012)年3月30日発行
  • 定価 4,200円

平成22年11月26日(金)に埼玉県の大宮ソニックシティーにおいて第73回民事介入暴力対策埼玉大会が行われました。その際、埼玉弁護士会民事介入暴力対策委員会が全国各地の民暴事件を扱う弁護士のために準備した浩瀚な協議会資料は、好評を博しました。私は、当時、協議会資料作成の責任者として関わりました。その資料の内容を、専門家である弁護士だけではなく、広く一般の皆さんに知ってもらうために企画されたのが本書です。今回は、埼玉弁護士会民暴委員会の委員長として関与しました。

平成23年10月1日に全国的に完備されることとなった各都道府県の暴力団排除条例についても、言及されています。

関係者にとっては、必読の一冊になるものと思います。

「相隣関係をめぐる法律と実務」

「相隣関係をめぐる法律と実務」

  • 大塚嘉一共著(埼玉弁護士会編・ぎょうせい)
  • 平成23(2011)年8月31日発行
  • 定価 3,000円

本書は、埼玉弁護士会の若手の弁護士が中心となって執筆しました。私も、本当に形だけ、関わっています。実は、類書は多くあります。本書の特色は、相隣関係についての現代型の紛争をカバーすることを目的としている点です。目を通すと、その目的は達成されていることが分かります。実際に執筆に当たった弁護士の苦労が稔りました。こうして埼玉弁護士会の良き伝統は受け継がれていくのだなと実感します。司法研修所の教官でいらした馬橋隆紀先生がテーマ選定の段階から関与なさっています。

「不動産損害額・評価額 算定事例集」

「不動産損害額・評価額 算定事例集」

  • 大塚嘉一 共著(不動産価額評価実務研究会編・新日本法規)
  • 平成19(2007)年9月新版発行
  • 定価 11,025円

不動産に関わる損害額等についての判例を網羅的に解説しています。加除式、専門家向けです。 判例検索がパソコンで簡単に出来るようになりましたが、本書を実際に手にしてみると、それを超えた価値があることが実感できます。 司法研修所の民事弁護の教官でいらした馬橋隆紀先生が編集代表をなさっています。

「新版 遺留分の法律と実務」

「新版 遺留分の法律と実務」
    相続・遺言における遺留分減殺の機能

  • 大塚嘉一 共著(埼玉弁護士会編・ぎょうせい)
  • 平成17(2005)年3月25日新版発行
  • 定価 2,700円

遺留分についての、実務家向けの本です。一般の人が読んで読めないことはないですが、読みやすくはないです。今でこそ同じような本が書店の書棚に並んでいますが、初版の出た平成3年当時は、実務家の問題意識に応える本書のような本は多くはありませんでした。本書は、今もって難解とされる遺留分について、大胆なくらい理論的に詰めた記述をしている点が特色となっています。裁判官も、参照しています。今回の改訂によって、その後の重要判例等を補充しました。一般の方は理論的な部分は飛ばして、例えば遺留分減殺請求の内容証明郵便の出し方など、ガイドブックとしての読み方もできるでしょう。

「民事時効の法律と実務」

「民事時効の法律と実務」

  • 大塚嘉一 共著(埼玉弁護士会編・ぎょうせい)
  • 平成8(1996)年1月31日発行
  • 定価 4,000円

昭和56年に、埼玉弁護士会は、「民事実務における時効」という本を出版しました。ちなみにそのときの会長は故菊地博泰弁護士です。この本は、実務家向けのものですが、時効について、問題となる分野別に実務家の問題意識をもって整理したことで、たいへん好評を博しました。今でこそ、類書が見られますが、当時は、画期的な本だったわけです。本書「民事時効の法律と実務」は、この「民事実務における時効」の改訂版と位置付けられます。その後の判例等を補充するなどにより、さらに使いやすくなり、版を重ねています。

「共有をめぐる法律と実務」

「共有をめぐる法律と実務」

  • 大塚嘉一 共著(埼玉弁護士会編・ぎょうせい)
  • 平成13(2001)年3月31日発行
  • 定価 3,000円

実務家向けの本です。やはり好評のうちに版を重ねています。